糖尿病 白内障 手術できない

糖尿病で白内障だが手術ができない|血糖値を下げることが先決

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糖尿病で白内障が進んだ場合、医師は手術に慎重になることが多いです。

 

かなり視界が悪くなっていて見えにくい場合でも、
なかなか手術にOKを出してくれません。


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そもそも、糖尿病に関係なく、白内障の手術は1度やれば
一生そのままで大丈夫というわけではありません。

 

水晶体が紫外線によって白く濁ることは、
大人になったら何歳になるまででも続きます。

 

70歳で手術したとしても、
90歳ごろにまた濁って見えにくくなるということはあります。

 

そのため、ある程度日常生活ができるギリギリまで我慢してもらって、
少しでも手術時期を遅らせたほうがよいだろうと思う医師も多いようです。

 

これは少しでも自分の目で見える時期を長くするための考え方というだけで、
白内障の手術自体にはリスクはないので、
見えないのに生活に不便しながら我慢し過ぎるのは逆にナンセンスです。

 

無理に我慢して生活するほうが、日常生活に支障が出て危ないです。

 

ただ、糖尿病で血糖コントロールを行っている人の場合、
主に血糖値が高いと手術が出来ないので、血糖値を下げてからにしましょうと言われます。

 

正確には、血糖値・Hba1c・血圧がそれぞれ良好に
コントロールされていなければ手術が出来ないと言われます。


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とはいえ、血糖値が下がっていなければいけないからといって、
急に血糖値を下げるようなコントロール方法は術後に影響を与えるのでよくありません。

 

見えなくなったから早く白内障の手術をして欲しいと思っても、
こちらの勝手な都合でそう簡単には出来ないものなのです。

 

血糖値が高いと感染症・合併症を起こしやすくなります。
もし糖尿病網膜症も併発しているようでしたら、余計にリスクが高くなりますので
手術に最適な条件がそろわないと手術ができないのですね。

 

また、すでに眼底出血を起こしている場合なども手術できません。

糖尿病の場合は目の毛細血管詰まりやすくなっていますので
通常なら手術できるような人でもできないと言われる場合があります。

 

医師から手術できないと言われたら、大学病院であろうが個人の開業医であろうが
病院を変えても同じようにいわれるはずです。

 

まずは血糖値・Hba1c・血圧のコントロールをすることから始めましょう。

 

白内障は年齢や体力面と糖尿病との関係で手術に消極的な判断をする先生もおられますので、
今、手術が受けられないからといっても、体調と環境が整えば手術も可能になる場合もあります。

 

まずは手術できる状態まで体内環境を整えるようにしましょう。

 



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