寝る前のスマホで目が悪くなるか|明るい部屋で節度を守って
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寝る直前までスマホを見ていて、目の疲れが取れないな…と感じることがありませんか?
みんながスマホでLINEをするようになってから、
身体への影響が社会現象にまでなっていますよね。
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うっかり既読スルーして陰口言われたくないから、
どうしても寝るギリギリまでスマホを見てしまうことに・・・。
ベッドに入って眠たくなるまでやって寝よう、と思って続けてたら
目が冴えてきちゃって眠れない→睡眠不足という悪循環になってしまいます。
部屋も暗くしたままスマホを見るので、普段よりも余計目が疲れて感じますよね。
こうした目の疲れから視力の問題を招いていて、
中高生の視力低下や学力の低下がデータでも出ているようです。
2013年12月の文部科学省の調査では、裸眼視力が1.0以下の割合が
高校生が65.8%、中学生が52.8%、小学生30.5%と年々増加しているとのこと。
原因はゲームやスマートフォンの影響がかなりあると言われています。
特に目に悪いのは、周囲との明暗差がある状態でものを見ることです。
「暗い所で本を読むと目が悪くなる」とも言われますが、それと同じく
暗い場所でスマホを見ると特に、部屋の暗さとディスプレイの明るさが
大きな明暗差となって、非常に目が疲れます。
しかもディスプレイからはLEDがバックライトとして使用されていることが多いので、
LEDに含まれるブルーライトという青色系の光は、
エネルギーが他の光より強くて目に影響を与えると言われています。
このブルーライトは目の角膜や水晶体を通過するので、
眼精疲労を引き起こしてしまいます。
スマホを暗い所で見るのも目に負担をかけますし、
バックライトに含まれるブルーライトも視力を低下させる原因なのです。
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また、近年は「スマホ老眼」と呼ばれる症状が問題となっています。
スマホ老眼とは、スマホ画面を長時間見ることで、目のピントが合わなくなり、
スマホが無いときでも手元の近いところが見えにくくなる症状です。
通常は老眼は加齢によって手元が見えにくくなる症状ですが、
20代や30代でもこうした症状を引き起こすので、
「スマホ老眼」と呼ばれています。
寝る前にスマホを使う時は、せめて部屋の電気はつけて、
明るい部屋で見るようにしましょう。
また、ブルーライトは視力への影響だけでなく、睡眠にも影響を与えます。
寝る前にスマホを触っていると、そのブルーライトのせいで目が冴えて
眠りにくくなってしまいます。
睡眠と目のためにも極力ブルーライトを避けたり、軽減させて使うとよいですよね。
最近ではブルーライトを軽減するメガネも販売されていますし、
スマホや携帯にはる画面フィルターも販売されています。
その他にもスマホのアプリで「ブルーライト軽減アプリ」というのがあるのをご存知ですか?
効果があるかどうかは、まだ使い始めではっきりわかりませんが、
少しでもスマホからのブルーライトを軽減できればいいですよね。
とはいえ、一番良いのは明るい部屋でスマホを使うこと。
少しでも目の負担を減らすことが視力の維持には大切なので、
適度な時間で節度を守ってスマホを使うようにしましょう。