本の読み間違いが多い子供 目を動かす力は目の筋トレで治る
ツイートお子さんが本を読んでいるとき、どこを見ているのかわからなくなったり、
隣の行を読んだりすることがありませんか?
そういう子供には頭痛や肩こりを感じることが多いのですが、
お子さんから頭痛や肩こりを訴えられたことはないでしょうか?
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本の読み間違いが多かったり、隣の行を読んでしまったりする子供は、
目を動かす力が低下しています。
目のまわりの筋肉が衰えていると、目を素早く動かすことができないため、
文字の読み間違いが増えたり、目の動きと脳が処理する速さが追い付かないのです。
同じように黒板の文字をノートに写すのが遅かったり、本を読むのが遅い子供も
目を動かす力が低下しているので、目を動かすトレーニングをするとよいでしょう。
目を動かすトレーニングは、目の内眼筋である直筋や斜筋を強化していきます。
そうすることで、目をキョロキョロできるようして、
目のピントが素早く合うようになるのです。
目の周りの筋肉がほぐれて、目の血流が良くなっていくことで
目の神経も強化されて、目から送られた情報が脳を刺激して、
目で見たものを正しく判断できるようになるのです。
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本を読むときにどこを見ているのかわからなくなったり、
隣の行を読んでしまうような子供は、このトレーニングで視点移動がスムーズになれば、
本を読むのが上手になっていきます。
また、本を読むのが遅い子供は、眼球を動かす練習で
読むスピードが速くなります。
黒板の文字をノートに写すのが遅い子供なら、
黒板とノートへの視点移動がなめらかになるのでスムーズに写せるようになるでしょう。
目を動かすトレーニングには次のようなものがあります。
【上を向いて目を閉じたり開けたりする眼筋トレーニング】
目が悪くなると姿勢が崩れて前かがみになってきますよね。
前かがみで物を見るクセがついている子供の姿勢を修正する方法です。
まず姿勢を正しくしてイスに座ります。
次に首を天井に向けた状態にします。
その姿勢で
- .目をぎゅっと閉じてしぼるようにして10秒キープします。
- .目をパッと開いて上を10秒見ます。
- .目をぎゅっと閉じて10秒キープします。
- .目をパッと開いて下を10秒見ます。
- .目をぎゅっと閉じて10秒キープします。
- .目をパっと開いて右を10秒見ます。
- .目をぎゅっと閉じて10秒キープします。
- .目をパっと開いて左を10秒見ます。
この1〜8の一連の動作を3回繰り返します。
こうした目の筋肉を動かすトレーニングをしていれば、
脳自体の見る力を高めてくれるので、より本を読む力も発達していくでしょう。