アスタキサンチンは目の老化に良い|抗酸化作用で緑内障を防ぐ
ツイートアスタキサンチンと聞いてすぐピンとくるなら、かなり美容通かもしれませんね。
聞き慣れない「アスタキサンチン」という成分ですが、
お魚の鮭やイクラ、エビ・カニ・海藻などに含まれる赤色の天然色素のことです。
主に海で取れる食品に多く含まれています。
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このアスタキサンチンはビタミンEの1000倍もの抗酸化作用があると言われているので、
美容やエイジングケアのために化粧品やサプリに含まれていることが多い成分です。
緑内障は白内障と同様に年配の人の多い目の病気です。
こうした老化に伴う目の機能低下には、
抗酸化作用があるアスタキサンチンは効果的です。
人の体は血液により酸素や栄養を取りこんで、老廃物を排出していますが、
水晶体や角膜には血管がありません。
血液に代わって酸素や栄養を送っているのが、眼球を常に満たしている房水です。
緑内障はこの房水が活性酸素によって詰まるのが原因といわれています。
アスタキサンチンを取ることで、この活性酸素を消去するので、
房水の詰まりを防いでくれる効果があります。
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さらに、アスタキサンチンは抗酸化作用がある成分の中でも特別な作用を持っています。
脳と目は生命維持に最も大切な器官なので、
抗酸化物質ならなんでも通れるというわけではありません。
抗酸化物質にはビタミンCやビタミンE、ベータカロテンなどもありますが、
それらは脳や目には届きませんがアスタキサンチンは届きます。
、
このアスタキサンチンは脳や目のなかにまでも入れる、
貴重な抗酸化成分です。
この抗酸化作用のおかげで、目のピント調節機能や
眼精疲労にも効果を発揮します。
アスタキサンチンは目の網膜にまで届くので、
長時間眼を酷使したときにおこるピントフリーズ現象などが緩和されます。
また、肩こりや目の奥の痛みが改善したという実験結果も報告されていますよ。
アスタキサンチンを手軽に取れる料理といえば、鮭のバター焼きです。
バターに含まれるビタミンAは涙の量を増やして目の粘膜を保護し
、暗い場所でも目が見えるよう、光や色を感受する機能を助けます。
バターに含まれるビタミンAと鮭の抗酸化作用が合わさって、
房水の循環を促して、緑内障の予防に効果的です。
こうしたアスタキサンチンが含まれる食材を食生活に積極的に取り入れて、
いつまでも目を若々しく保ちましょう^^