子供 仮性近視 目薬

子供の仮性近視は目薬で改善できるか?近視を遅らせる効果はアリ

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子供が仮性近視と言われて目薬を処方されたけど、効果があるのだろうか?
と思っていらっしゃる親御さんも多いと思います。

 

仮性近視や近視と言われたお子さんに処方されるのは、
瞳孔を広げることで目の筋肉の緊張をやわらげることで、
近視を遅らせる目薬です。


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例えば、ミドリンなどの点眼液を処方されることが多いでしょう。

 

ミドリンを処方されるのは、他の場合もあります。

 

小学生以下の子供の場合は、視力検査をしても
1回で正確に測れない場合があります。

 

検査に集中できなかったり、緊張していたりすると本来の視力が出ず、
視力が悪く測定されることもあります。

 

そういう場合は、瞳孔を開いて目の緊張をほぐす目薬を一定期間使って、
目の緊張がほぐれやすくしてから再度、目の検査を行ったりします。

 

「瞳孔が開く」というとビックリするかもしれませんが、
日中使う目薬ではなくて、夜寝る前に差す目薬になります。

 

明るいところで使うと、まぶしくて目が空けていられなくなりますからね!

 

12時前に差していれば、朝起きる頃には目薬の効果は終わっているので
普通の目に戻っているので心配はありません。

 

このように、子供の近視用の目薬には、一時的な検査で使う場合と、
成長期の近視を遅らせる意味で使う場合とのパターンがあります。

 

なぜ瞳孔を開かせるかというと、近視になりかけているということは、
近くのものを見過ぎて、毛様体筋などが近くを見るように固まってきてしまいます。

 

近くに焦点が合うように目が固定されていくのですね。

 

この状態が進むと本格的に近視になってしまいます。

 

そのため、日中、近くに合っている焦点を、瞳孔を開くことで解放し
毛様筋の緊張をゆるめると、近視になるのを防いでくれるのです。


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先生によっては、ミドリンとミオピンをセットで処方することがあります。

 

ミドリンは瞳孔を広げ、目の緊張をやわらげる点眼液で、
ミオピンは目のピントを調整しやすくする点眼液です。

 

日中はミオピンで目のピントを調整しやすくして、
夜寝る時は、ミドリンで瞳孔を広げて目をリラックスさせるようにします。

 

ただ、ミオピンはミドリンの5倍くらいの価格なので高いですし、
ミオピンを使ったからといって劇的に近視が治るとかでもないので、
ミドリンだけでもよいと判断するお医者さんも多いです。

 

両方使えば1日中、目のケアができるということになりますね。

 

こうした目薬は、近視が劇的に治ったり、変化があったりするものでもないので
「効いているのか?」と思うかもしれません。

 

ですが、成長期のお子さんにとって、通常なら近視が進んでしまいやすいところを
「近視が進んでいない」ということは、点眼液の効果はあると言えるでしょう。

 

病状が良くなっているとわかりやすいですが、
現状維持でも近視は十分改善していると言えますね。

 

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