目にいい　食べ物

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目にいい食べ物で有名なものといえば、ブルーベリーやカシスですよね。

 

ブルーベリーやカシスに含まれるアントシアニンは目の血流を促進して、
毛様体筋の緊張をほぐす効果があるとされています。

 

その結果、眼精疲労やピントフリーズ現象を改善させるとして、
サプリメントなどに多く使われています。

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カシスやブルーベリーが目にいい食べ物なのは知っていても、
なかなか日常的に食べる食品ではないので、サプリメントなどに頼りがちになります。

 

目にいい食べ物はカシスやブルーベリーだけでなく、実はいろいろあるんです。

 

その食べ物の頭文字をとって「まごわやさしい」と呼ばれています。

 

• ま…まめ（豆類）
• ご…ゴマ（種実類）
• わ…わかめ（海藻類）
• や…野菜（緑黄色野菜、根菜etc）
• さ…魚（魚介類）
• し…しいたけ（きのこ類）
• い…イモ（芋類）

 

この「まごわやさしい」は目の健康だけでなく、
バランスの良い食生活の考え方として有名です。

 

目の健康には黒ゴマや黒豆など、黒い食べ物が良いと言われています。

 

漢方では視力低下や目のトラブルは五臓の中の
「腎」と「肝」の衰えにあると言われていました。

 

黒ゴマや黒豆などの黒い食べ物には、
この「腎」と「肝」を補う「補腎作用」「補血作用」があるので、
視力低下や疲れ目に効果があると言われています。

 

この黒い色のなかの紫色の成分はアントシアニンで
抗酸化作用のあるポリフェノールの一種です。

 

同じ豆やゴマでも「黒ゴマ」や「黒豆」を積極的にとるようにしてみましょう。

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次に「ゴマ」も抗酸化作用の高い食品で目に良いです。

 

ゴマの成分である「ゴマリグナン」にはゴマ成分の1％ほどしか含まれませんが、
セサミンやセサミノール、セサモリンなどで構成されています。

 

このゴマリグナンは活性酸素や活性酸素の元となるストレス物質を
除去する働きがある抗酸化作用があります。

 

この抗酸化作用はゴマを食べてから30分〜1時間程度持続しているので、
効果を感じられやすいです。

 

それ以外にも、ゴマの油からは血液サラサラにしてくれるオレイン酸が含まれていますし、
殻には食物繊維やカルシウム、ビタミンB群なども含まれていて、
栄養豊富な食べ物と言えます。

 

粒のままでは消化されにくいので、
少しでも殻を破った状態で摂取するのが効果的です。

 

すりごまや練りゴマなどを使いましょう。

 

料理に取り入れるなら、黒ゴマをかぼちゃと合わせて取るとより良いですよ。

 

かぼちゃは血圧の上昇を抑える効果があるので、
高血圧や肥満の改善にも良いとされています。

 

蒸したり、煮たりしたカボチャにすった黒ゴマを大さじ1杯をかけて食べると、
かぼちゃの血液サラサラ効果と黒ゴマの活性酸素除去効果で、
目の健康を守ってくれますよ。

 

そのほか、野菜の中ではニンジンも抗酸化物質であるβカロテンを含んでいるので、
目の老化である白内障や緑内障などに効果的です。

 

βカロテンは体内に取り込まれると、必要な分だけビタミンAに変わります。

 

ビタミンAは目の網膜にある光を調整する視細胞に必要な要素なので、
ビタミンAが足りていれば視力の低下や夜盲症などを予防できるので、
積極的に食事に取り入れていきましょう。

 

「まごわやさしい」に代表されるように、特定の食べ物だけを大量に摂取するのではなく、
食生活全体をバランスよくしていくことが、目の健康につながっていきますよ。