レーシック クロスリンキング

レーシックでクロスリンキングするか迷う セカンドオピニオンが◎

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レーシックをしようとクリニックを受診した際に、
角膜が薄いということで、クロスリンキングを勧められていませんか?

 

強い近視や乱視がある場合も勧められることがありますが、
費用もレーシックと同じくらいかかるので迷いますよね。


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確かに角膜が薄いとレーシックでフラップを作ると、
術後に影響が出やすいと言われています。

 

しかし、クロスリンキングを行うべきかどうかは、
クリニックによって方針にばらつきがあるので慎重に考えたほうが良いでしょう。

 

可能であれば、他のクリニックも受診して、
セカンドオピニオンを受けることをお勧めします。

 

そもそも、クロスリンキングは角膜を強化する方法の一種で、
ビタミンB2と紫外線によって角膜を強化する方法です。

 

特に円錐角膜の患者さんなどは、
クロスリンキングの治療が有効です。

 

円錐角膜は、角膜が突出してゆがむことで乱視が起こり、
視力が低下する病気です。

 

そのため、クロスリンキングで角膜を硬くすることで
角膜の変形を防ごうとすのが本来の治療法です。

 

その技術をレーシックに応用しているクリニックも複数あるのです。

 

角膜が薄い人は、基準より薄いままでは
レーシックのフラップを作成することが出来ません。

 

だいたい、残存角膜の厚みはフラップ込で400μo以上なければいけません。

 

アマリスなどでフラップ作成をすると約100μmm程度削るので、
500μmm以上あればそのままでレーシック手術ができますが、
そのギリギリラインあたりだと、念のためにと
クロスリンキングを勧められるかもしれません。


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角膜を強化することでレーシック後に近視の戻りや過矯正があった際、
もう一度再手術ができるように備えて行おうとしているものでしょう。

 

ただ、近視の戻りがあるかどうか、過矯正になるかどうかは
やってみなければわかりませんので、保険的な意味合いが強いと思います。

 

また、レーシックによって角膜が薄くなると、角膜の強度が不足して、
まれに円錐角膜のような角膜拡張症という合併症が起こる場合があります。

 

角膜が柔らかいと近視の戻りが起こりやすいため、
角膜の形状を見た上で医師がクロスリンキングが必要と判断しているかもしれません。

 

こうした合併症を引き起こさないようにするために、
クロスリンキングによって治療の安全性を高めているようです。

 

ですが、もともとクロスリンキングは円錐角膜などの角膜疾患の治療法です。

 

それをレーシックで使用することに対して疑問を持っている眼科医も
全国には多くいるのも現状です。

 

そのため、ご自身の眼の状態にクロスリンキングが必要かどうかは、
1つのクリニックでの意見だけで決めるのは少し不安があります。

 

場合によっては、そもそもレーシックをしてもよいのか?
というところまで慎重に検討したほうがいいかもしれません。

 

目は一生付き合っていく器官ですし、費用も高額です。

 

角膜が薄ければ、再手術が難しくなりますので、
様々な意見を聞いてから最終的にどうするか決めるようにしましょう。

 



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