白内障にブルーベリーは効果ある?疲れ目には良いが抗酸化力は△
ツイートブルーベリーは目に良いと言われますが、
白内障にも効果があるのか気になりませんか?
実はブルーベリーをたくさん摂ったからと言って、
白内障が改善するというわけではないのです。
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ブルーベリーが目に良いのは、ブルーベリーに含まれるアントシアニンが
網膜のロドプシンの再合成を助けるので、これによって目の疲れが取れるからです。
目が悪くなるのは、目を使いすぎて疲労が溜まることが原因の一つなので、
アントシアニンで日々の目の疲れをとっていけば、
常に目を健康に保つことができるので、視力低下を防げるのです。
一般的に「目が良い」「目が悪い」の基準は視力やピント調整力のことで、
視力が上がったから目が良くなった、下がったから悪くなったと言われがちです。
それに比べて白内障は、毛様体の動きや、
ピント調節力が落ちて起こるわけではありません。
ピント調整を改善するには、ブルーベリーによるアントシアニンの方が効果的ですが、
白内障のように水晶体の酸化にはあまり効果はないでしょう。
とはいえ、意味がないわけではなく、アントシアニンにも抗酸化作用があるので、
ブルーベリーも白内障に良い効果はもたらします。
ですがどちらかと言えば、ブルーベリーは目の疲労を改善するのに効果的で、
白内障を改善するにはブルーベリーよりはルテインのほうが良いでしょう。
ルテインが白内障に効果的なのは、抗酸化効果がずば抜けているからです。
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白内障は老化とともに水晶体が酸化によって白く濁っていく病気ですが、
酸化を防ぐのには、抗酸化作用の高い食品を摂るのが効果的です。
なかでもルテインの抗酸化作用は、活性酸素を除去して、
水晶体の酸化を防いでくれる力が強いのが特徴です。
アントシアニンも抗酸化作用が強いとされる「カロチノイド」の一種ですが、
ルテインはもともと水晶体の中に含まれている成分なので、
食品で補給すれば、目に届いて酸化を防止すると言われています。
白内障は加齢とともに誰もがなっていくものではありますが、
やはり視界が見えにくくなったり、手術しなくてはいけなくなるのはイヤなものです。
「視界は悪くなってきているけど、見えないわけじゃないので、
手術するのはもう少し先に・・・」とおもっているなら、
ルテインをサプリなどで補給して改善を目指すのも良いのではないでしょうか。
ブルーベリーは白内障に直接効くわけではありませんが、
目の疲労回復は視力の回復や目の健康に効果的です。
ルテインとブルーベリーをバランス良く摂ることで、
白内障の進行を抑え、症状の改善が期待できるでしょう。
ルテインについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。