乱視のソフトコンタクトがずれる レンズの厚みの差やまぶたが原因
ツイート乱視用のソフトコンタクトをつけていると、
ズレて目が痛くて困ることはありませんか?
付けたときは問題なくても、数時間も経つと違和感が出て
まぶたに引っかかるような感触になることがあります。
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これは乱視用のコンタクトは、近視用のコンタクトとは
構造が少し違うために起こりやすい現象です。
そもそも乱視用のソフトコンタクトは、
乱視軸がずれると見えにくくなるため、
レンズ自体に厚い部分と薄い部分がある構造になっています。
メーカーによっては厚みの違和感が出にくい工夫がされていますので、
別のメーカーの製品にしたら改善される可能性もあります。
まばたきした時にまぶたに引っかかる感覚がするのはよくあることで、
レンズの厚い部分が、まぶたに引っかかるのです。
また、眼瞼圧(まぶたを押さえつける力)が強い場合、
まばたきで引き上げられてしまうため、レンズだけが原因とも限りません。
もし引っかかる感覚が強いようであれば、
レンズのカーブが合ってない可能性もあります。
ドライアイ気味で眼球の乾燥が強いと、
まぶたに張り付く感じの違和感を感じるかもしれません。
乱視用は近視用とくらべて、まぶたとレンズの相性も影響します。
乱視の軸を安定させるしくみは各レンズメーカーによって違うので、
今のとは違うメーカーのレンズを試してみるのも良いでしょう。
ワンデーの乱視用ソフトコンタクトなら、
ワンデーアクエアTCやボシュロム66トーリック、エアオプティクスなどが
軸ズレしにくく乾燥感も少なめです。
メニコンのマンスウェアトーリックレンズも良いですが、
メルスプランという月額制なので、コスト面は少しかかるかもしれません。
ワンデーのほうが毎日新鮮で目には良いのですが、
2ウィークタイプと比べると、乾燥しやすい傾向があります。
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また、-2.75D以上の乱視度数だと、
メーカーによっては目に合うレンズがないかもしれません。
強度な乱視の場合には、ハードコンタクトレンズか
眼鏡での対応になるでしょう。
度数だけでなく、軸も目にピッタリ合っていなければ、
微妙に見えにくいレンズになってしまいます。
「コンタクトレンズの規格にない軸なのでまあいいや」
と少しのズレを気にせず選んでしまうと、
目が非常に疲れたり、見えなかったりするので気を付けましょう。
軸がピッタリ合うレンズがあるメーカーの商品を選ぶのがポイントです。
乱視用にはこうした軸があるために、
近視用と比べて目により「ピッタリ」合っていなければ、
見えにくかったり、ズレている気がしたり、違和感を感じやすいです。
近視用は目の中でレンズがぐるぐる回ったとしても、
どこで見ても違和感なく見えますが、
乱視用のコンタクトレンズは軸のせいで見えにくくなってしまうのです。
近視用のソフトコンタクトはずれて見えにくいこともありますが、
ハードに比べたら目への密着感はあるので外れにくいです。
ずれ具合については眼科の先生に相談して、
指示を仰いでくださいね。