色弱 看護師

色弱で看護師になれるか?第2色覚で軽度なら就職先に相談を

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看護師になりたいけど、色弱があるとなれないのだろうか・・・
と気にしていませんか?

 

看護師を目指して勉強しているのに、
色弱が原因で看護師になれないのかと思うと不安かと思います。


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日常生活に支障はないのに、色覚検査で初めて
色弱を指摘されるケースはよくあります。

 

自分では気がつかないくらい、
日常生活での色判別に問題ない人がほとんどです。

 

色弱にもいろいろ程度がありますが、医療系の資格では色覚異常だからといって
資格試験を受けられないわけではありません。

 

色覚異常でも看護師の資格を取ることができますし、
医者の免許でも取ることはできます。

 

ただ、実際の治療現場では困ることも多いかもしれません。

 

特に第一色覚異常の場合は、区別できない色や区別しにくい色の組み合わせが、
2型よりも多いので厳しいでしょう。

 

赤系統がほとんど見えないので、患者の顔色や炎症の赤み、機器のボタンの色など、
患者の命に関わることもありますので、非常に不利です。

 

こうしたことから、同じ色覚異常でも2型の人よりも現場で困ることが多いので、
資格は取れたとしても実際の現場で就業できるかは、就職先の判断になってくるでしょう。


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特に、家族や身近な友人に言われたのではなく、色覚検査で発覚したような場合は、
色覚異常の程度も少ない可能性が高いので、軽度であるとは思います。

 

ただ、医療現場では間違ってはいけない色判別が多いのも事実です。

 

例えば、機器は色で判別するものも多いです。

 

心電図の電極リード線は赤、黄、緑などの色で判別する部分が多いですし、
ランプも正常なら緑、異常なら赤の色のランプが点灯する・・・などです。

 

また、トリアージ(手当の緊急度によって優先順位をつけるタグ)も、
最優先は赤、軽症なら緑など、患者の状態が色分けされているので、
瞬時に判断しなければいけないような救急時には判断が遅れる可能性も。

 

そのほか、業務中の細かい手間を省くために、
色で識別しているものもたくさんあります。

 

また、患者の微妙な顔色の変化も判断したり、
気づいたりするのも大切です。

 

こうした支障を感じながらも看護師を目指すなら、
自分がどの色は判別できて、どの色は判別しずらいかをしっかり調べて、
その状況に対して周りにサポートをお願いするよう相談が必要でしょう。

 

そのうえで、直接、患者と接する看護が難しいと判断されたなら、
違う部署への配属や、看護師の資格を活かしながら就ける仕事もあると思います。

 

まずは自分の色覚異常の状態を、
正確に把握してから対策を考えていきましょう。

 



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