黒目が外を向くのを治すには 外斜視は手術かトレーニングが有効
ツイートいつのまにか黒目が外に向いていて、他人に指摘されたということはありませんか?
今まで自分では意識していなくても、人に言われたりすると
鏡で自分の顔を見るたびに、気になってしまいますよね。
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家族は「気にならない」と言ってくれても、自分では気になってしまうもの。
結局、誰にも相談できずに、
解決法をいろいろ調べて悩んでいるのではないでしょうか。
黒目の方向が違う場合は、向く方向によって症状が違ってきます。
無意識にぼーっとしているときなど、片方の黒目だけ外を向いてしまうなら
外斜視の可能性があります。
外斜視とは、正面から見て片方の黒目だけが
外側に寄っている状態をいいます。
自分が斜視かどうかは次のような方法で見分けることができます。
【斜視の見つけ方】
家族や他の人に手伝ってもらいます。
ペンライトで目から約30cmはなれたところから真っ直ぐ照らします。
この時、角膜(黒まなこ)に光の反射(光点)がうつりますが、
その光点の位置から判断します。
光の反射(光点)が黒目の真ん中にあるようならば、目の偏りはありません。
ですが、光点は目の中心でも、黒目が外側に寄っているようであれば
外斜視だといえます。
同様に、内側に黒目があれば内斜視、上下に黒目が寄っていれば
上斜視や下斜視になってきます。
外斜視を治すには、手術が一般的ですが、
軽度であればトレーニングでも改善できます。
視力に支障が出るほど黒目の位置がズレているなら、
ますます視力低下の恐れもありますので手術で調整するのが良いでしょう。
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目の手術といっても黒目を触るわけではなく、目のまわりの筋肉を調整することで
黒目の位置のズレや見え方を調整することができます。
特に乳幼児や子供は視力の発達時期ですので、
少しでも早く治療が必要です。
手術やアイパッチなどで治療ができますので、
病院の先生に相談してください。
大人のように「もうちょっと症状が悪くなったら・・・」などと言っていると、
手遅れになりかねません。
斜視の問題は見た目が悪いということよりも、
瞳の位置がずれていることで、目の像が合わず
視力低下につながることが良くないのです。
幼少期なら早く無理なく治せる斜視も、大人になると費用も時間もかかって
治りにくいのです。
大人になってからの軽い外斜視は、視力に影響しない程度なら
神経質にならなくても大丈夫でしょう。
目の使い方のトレーニングである程度、改善が可能です。
外斜視のトレーニングといっても、内側に寄り目にするというのではなく、
正しく見えているほうを隠して、外斜視のほうの目だけを使って、一店を見る練習です。
外斜視になっているほうの目は意識して使うようにしないと、
普段は正しく見えるほうの目が補ってくれているので視力が落ちやすいのです。
こうした視力低下を防ぐため、外斜視のほうの目でしっかり見る練習を行いましょう。