色弱の彼氏に同じ色を見せてあげたい!色覚異常の見え方とは?
ツイート彼氏が色弱だと知ると、彼氏にも同じ色を見せてあげたい
と思うのではないでしょうか?
彼氏は不便な思いをしているのかな?とか、
同じものを同じ色として一緒にみたいと思う気持ちもあると思います。
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そして、彼はどんな色の世界で生きているのかも気になりますよね。
色弱の彼は生まれた時からその色の世界で暮らしていますから、
軽度の色弱なら生活に困ることはなかったでしょう。
信号が判別しづらいほどの色弱でなければ、
例えば紅葉があまり鮮やかに見えないとか、ピンク色が見分けにくいとか
その程度のことなので、本人もさほど問題だと思っていないかもしれません。
なので、彼が一般色覚を体験したいと、どのくらい思っているかはわからないところです。
色弱のタイプにもよりますが、概ねこのように見えていることが多いです。
- ・赤と黒のボールペンで書かれた文字を読み分けにくい。
赤の文字を黒だと勘違いしやすい。
- ・赤、茶、緑などの点で示された分布図や、
県別に色分けされているような地図が読みにくい。
- ・パステルカラーや暗い色が違いがわかりにくいので、 左右違う色の靴下を履いたり、
はしの色を間違えて別々の色を1本づつ選んだりする。
- ・缶コーヒーや缶ジュースの種類を間違えやすい。
茶色と赤や、薄緑と黄色の違いはわかりにくい。
- ・赤のレーザーポインターは見えにくいので、動かされると追い切れない。
緑色のものは見やすい。
- ・電気機器の電源ランプなどの色分けがしづらい。
赤色だと主電源が入っているのかどうかわかりにくい。
- ・カードゲームのUNOやぷよぷよなど、色で判別するゲームが苦手。
- ・桜の薄いピンク色が白っぽく見える。
淡い色は特にわかりにくい。
- ・焼き肉で生なのに、焼けたと勘違いする。
薄いピンク色を白っぽく感じるため。
- ・野菜の鮮度が落ちて茶色になっているのがわかりにくい。
レタスが傷んだ茶色を緑色の濃い色と勘違いする。
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このように日常生活では見えていることが多いでしょう。
これを見るととても不便なように見えますが、
色弱の方にとってはさほど困っていない方が多いです。
おそらく、色情報だけでなく五感のほかの部分で
色以外の情報を感じ取りながら生活されているからだと思います。
そのため、色弱の方と同じ色をみたいから・・・といって、
そこにこだわっていろいろやりすぎなくても良いのでは?とも思います。
色弱は遺伝子の特性なので、一般色覚になることはありません。
「色覚異常」という言葉もあまり良い響きとは言えないですね。
異常な状態=正常ではないという考え方が隠れているからです。
色覚は多様なものなので、異常、正常と分けてしまうことに無理があるように思います。
例えば、血液型のように日本人にはA型が多いですが、
一番少数派のAB型は少ないからといって異常ではないですよね?
それと同様に考えていくことが、色弱に対する正しい理解につながると思います。
なにより大切なのは、どんな状態であっても今のままの彼が良いと思っていること。
その上で、日常生活の色に関することで、サポートしてあげると良いと思います。
ちなみに、一般色覚が見える色を体感するには、色覚を補正するメガネも売られています。
彼が一般色覚を体感したいと希望があったら、
そういった眼鏡の存在も教えてあげても良いですね。