白内障点眼薬Nアセチルカルノシンの効果|進行を抑える働きも
ツイート白内障になったら手術するのが一般的ですが、
目薬だけで治療できると注目されているのがNアセチルカルノシン点眼薬です。
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白内障とはそもそも、老化によって抗酸化機能が衰えることで
体内の活性酸素が増えて、水晶体が傷つき酸化して濁ってしまう病気です。
目の老化で天然の酸化成分である「カルノシン」の機能が衰えて
水晶体が酸化することで細胞死が進んでしまう状態です。
このNアセチルカルノシン点眼薬は、点眼すると成分が 目の中で
酸化防止剤であるカルノシンに変化するので、硬くなった水晶体が柔らかくなり、
若い頃のような水晶体に戻す作用があるとされています。
切らなくても白内障が治るなら画期的ですよね^^
Nアセチルカルノシンが白内障の改善に関係があることを発見したのは
ロシアのマーク・バビザエフ博士ですが、
最初に特許の認可が下りたのはアメリカで、2010年の9月に承認された薬です。
驚くことに副作用はほとんどなく、事件になったケースもありません。
また、このNアセチルカルノシン点眼薬は老人性の白内障だけでなく、
糖尿病性白内障やアトピー性白内障など、
老人性以外の様々な白内障に作用が確認されているところが驚きです。
日本でも特許申請中ですが、まだ認可が下りていないので、
使用するには個人輸入で入手するしかないので残念ですね。
白内障になると日本ではカタリン、カリーユニ目薬などのピノレキシン製剤か
タチオン、ノイチオン目薬などのグルタチオン製剤などを処方されますが、
こういった目薬は白内障の進行を抑えているだけで、
治療(良くなるようになる)まではできないと言われています。
目薬を差しても治るわけではないし、手術はなにかあっても元には戻せないし…
と思うとNアセチルカルノシン点眼薬は頼みの綱になるかもしれませんね。
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ただ、医薬品を個人輸入するとなると完全に自己責任になってきます。
Nアセチルカルノシン点眼薬は安全と言われてはいますが、目に変化があっても
何も変化がなくても自分で納得できると思ったら試してみるのもいいかもしれないですね。
眼科の先生もNアセチルカルノシン点眼薬の存在は知っていても、
意見は先生によってはいろいろと分かれるようです。
点眼液もしっかり点眼すると1ヶ月2本くらい使うことになりがちなので、
コストもかかるため年単位で続ける人が少なく、
大きな改善を実感する前にやめてしまうことが多いようです。
2か月〜半年くらいでやめてしまうので、実際、白内障の濁りが取れていったという人の声は
まだ私はリサーチできていません。
ただ、使った人はみんな、良くなったかまでの実感してないが、症状は進行していないようだ
と言っていたので、白内障の進行に一定の効果はあるようですよ。
興味がある方は試してみると良いと思います^^