スマホ老眼の原因とは?電車・歩き・寝転がって見るのはダメ
ツイートスマホを見ていた後、画面から目を離すと
周りの視界にピントが合わないことはありませんか?
近くから遠くに視線を切り替えたときにピントが合いづらくなっているようなら、
スマホ老眼になってきているかもしれません。
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スマホ老眼も、最初はスマホから目を離した時のピンボケで済んでいたものが、
夕方になると朝よりも見えにくくなったり、
普段でもスマホの文字が見えづらくなったりしてきます。
そもそも、スマホ老眼とは、スマホを使ったからと言って
老眼になるわけではありません。
本物の老眼は加齢現象の一つで、水晶体が硬くなっていくことで起こります。
水晶体が硬くなることでレンズの厚みを変える機能が衰え、
ピント調節ができなくなっていく状態です。
そしてこれは誰でも歳をとれば多かれ少なかれ起こる老化現象の一つです。
シワができるのと同じように、目の老化現象と同じなので、
一度なってしまった老眼は治りません。
とはいえ、老眼鏡をかければ近くの見えにくいところは見えますし、
老眼も進行はしますが、永久に進行し続けるわけではないので、
レンズの度数を2~3回変えたら目の見えかたも進行も落ち着きます。
一方、スマホ老眼は、毛様体の筋肉を使いすぎて、
目のピント調節機能にトラブルが起こっている状態です。
ピント調節ができなくなるのは加齢による老眼と同じですが、
老化でできなくなるのが本当の老眼、、
使い過ぎでできなくなるのがスマホ老眼と言えるでしょう。
スマホ老眼になるのはズバリ、
スマホなどの小さなディスプレイを長時間見続けることが原因です。
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目に悪い3つの習慣として、
- 電車の中でスマホをずっと見続ける「電車スマホ」
- 歩きながらスマホを操作する「歩きスマホ」
- 自宅で仰向けの状態でスマホを見続ける「寝転がってスマホ」
がスマホ老眼を引き起こす3大原因と言えるでしょう。
まず、電車スマホが良くない理由としては、
揺れたり動いたりしているものの中で目を使うと、目が非常に疲れるからです。
イス座っているときだけでなく、ラッシュ時の混んでいる車内でも
不自然な体勢でスマホを使っていませんか?
ゲームのレベルを上げたくて、
ついつい移動時間にやってしまう気持ちもわかります。
ただ、ゲームに集中すればするほど、
長時間まばたきもせずに画面を見続けていることになります。
すると目の筋肉は目を開くことと、揺れる文字や物体を追いかけることで、
ずっと酷使したままになるので通常以上に疲れてしまうのですね。
揺れているものを見るときは、止まっているものを見るときよりも
目に大きな負担がかかっているのです。
できれは電車の中では軽いメールチェック程度にすませて、
目を閉じて休ませる時間にするのがベストですね。
また、歩きスマホは安全面からも危険なのでやめましょう。
歩きスマホは電車以上に画面がブレるので、
目を非常に疲れさせます。
とはいえ、LINEやメール、ゲームなどで常に何かしらの通知が入ると
思わずスマホを取り出して確認してしまうもの。
なかなかやめられない歩きスマホですが、
歩いているときの1秒で2~3歩進めば1メートルほど移動しています。
たった1秒、2秒スマホに目をやっただけで、
それだけ移動しているので周りの状況が変わるので危険です。
歩きスマホは目に悪いだけでなく、
身の危険もありますので気を付けたいものです。
最後に寝転がってスマホをみることも目に悪いといえます。
横になってリラックスしているように見えても、
片目だけに偏った負担がかかりやすいのです。
うつ伏せで操作をしても、腕で体重をささえながらなので
おかしな体勢になりがちで、ついつい目の近くにスマホを近づけやすいです。
また、仰向けになって画面を見ると、
目はバランスをとるために自動的に眼球を外側へ回転させて見ます。
その状態でスマホをみるには、目を内側に寄せようとして、
目の周りの筋肉を必要以上に働かせて、負担をかけてしまうのです。
さらに脳は見たものを正しくとらえようと、情報の補正を始めます。
不自然な体勢で見たモノの情報を正しく処理するために
目の次は脳が働こうとするのですね。
こうして目も脳も余計な仕事をしなければならなくなって
非常に疲れてしまうのです。
スマホを見るならイスに座るなど、
無理のない姿勢で見ることを気を付けたいものです。
少し見えにくくなったなあと感じ始めた今なら間に合います。
すき間時間はスマホばかり・・・という生活を少し見直して、
移動中は目を休める時間にしてみてはいかがでしょうか。