緑内障での失明を予防|定期的な検査と治療が大事
ツイート緑内障は視野が狭くなっていく病気なので、
ゆくゆくは失明してしまうのではないかと心配されることと思います。
たしかに緑内障は少しづつ見える範囲が狭まっていくために、初期の段階では気づきにくい病気で、
気がついた時にはかなり症状が進行しているケースも多いです。
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例えば、車を運転していて中央車線が見えにくい時があったり、
突然視界に人が入り込んでくるように感じるときがあったりすると
すでにある程度見えない部分ができてしまっていると言えます。
最初は片目の一部に見えない箇所が出始めますが、見えない部分がとても狭いために気が付きません。
片目が見えなくなった部分をフォローして見ているので余計に気が付きにくいのですね。
視野の異常に早く気づくためには、時々片目をつぶって物を見るようにしてみると気がつきやすいです。
主に治療法としては眼圧を下げる目薬を差して進行を遅らせませす。
緑内障で欠損してしまった視野は、再生することはないので、
今、存在している細胞がすべてなんです。
見えない部分が見えるようになる治療法があればいいのですが、
今の医療技術ではそこまでの治療ができない状態です。
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良くなるための治療法がないために、失明してしまう病気だと思われがちですが
緑内障の多くはそこまで早く病状が進行しません。
緑内障の症状が出始めてからでも10年単位で進行がすすむほどゆっくりです。
ですが、ゆっくり進んでいるうえに、反対の目が視野の見えにくさをカバーしているので、
病気が進行するまで気がつかないで過ごす人がかなりいます。
そして、失明寸前になって自分が緑内障であることに気がついたりするので
「緑内障=失明する」というイメージがついてしまっているのかもしれませんね。
緑内障はなかなかやっかいな病気ではありますが、失明につながるかどうかは
ご自身の病気への対応によって大きく左右されます。
緑内障の患者さんにありがちなのが、眼圧のコントロールもうまくいっていて、
視神経障害の進行も止まったように感じると、治療自体を中止したりすること。
治療を中止してしまったせいで、病気が進行して失明に至る・・・。
というケースもよくあるんです。
症状が進行しないからといって、症状自体が消えてしまってるわけではないのですから
自己判断で勝手に治療をやめてしまわわないで、主治医の先生と相談しながら
一生のおつきあいと思って治療を続けてくださいね。
緑内障自体は正しい治療でリスクは抑えられますが、
治療を怠ると失明の危険性が上がりますので、気を抜かずしっかり治療を続けていきましょうね。
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